習い事ビジネスにはLINEは必須!塾・スクールにおけるLINE活用方法とは?
現代では、ほとんどの実店舗を構えるお店がLINE公式アカウントで集客や顧客管理を行っています。
こちらの記事では、塾や習い事経営において、ファン獲得のためのLINE公式アカウントの活用方法を紹介していきます
~こんな悩み/課題がある方におすすめ~
・自社のLINE公式アカウントを始めたい方
・LINE公式アカウントをどう自社に取り込んでいいかわからない方
・紙媒体などでのやり取りが億劫だと感じ始めた方
目次
LINE公式アカウントが習い事・塾・教育業界で活用されている理由とは??
1. ユーザーの利便性向上
ユーザーの利便性を考慮し、多くの塾や習い事関連の企業がメールからLINEへのコミュニケーションへ切り替えています。特に保護者やユーザーが日常的に利用するLINEが、メールや電話よりも使いやすいとされています。
2. ユーザーの電話離れ
なんとLINEのユーザーは9,500万人を超えていて、日本人の半分以上がLINEを日々利用しています! なので、欠席やキャンセルの通知を電話ではなくLINEで行うことが増えています。 電話では場所やタイミングの制約があり、複数の電話に対応するのが難しい点が挙げられます。一方でLINEでは、場所や時間に縛られず、素早くメッセージをやり取りできるため、利便性が向上しています。
3. メッセージが開封されるまでのスピード
LINEはプッシュ通知や未読バッジにより、メッセージが素早く開封される特長があります。このため、迅速な情報伝達や重要な連絡手段として利用されています。申し込みリマインダーや急遽のお休みなどの緊急の連絡にも適しています。
4. 一斉配信や絞り込み機能など便利な機能
LINE公式アカウントを利用することで、一斉配信や絞り込み配信が可能です。例えば、在校生や特定のグループに対してメッセージを配信することができ、効果的な情報発信が行えます。
教育業界にぴったりなLINEの機能を一挙ご紹介!
ここからは、具体的にどのような機能がこの業界で活用できるかをみていきましょう。
1. チャット機能
チャット機能とは、LINEの一番基本的な機能であるメッセージをやりとりする機能です。
・1:1の会話が行える
生徒と、または生徒の保護者の方との直接的なメッセージが気軽に行えます。欠席や遅刻の連絡や個別の相談など様々な機会に活用できます。
・画像や動画の共有でアフターフォローにも最適
レッスン動画などを送ることができるので、レッスン後のアフターフォローも簡単におこなえます。充実したアフターフォローは顧客満足度をあげ、ファン作りにも最適です。
・やり取りの見直しにも便利
メッセージはスクロールするだけで簡単に振り返ることができるので、電話で何度も確認しなくてすみます!
2. ステップ配信
ステップ配信機能とは、条件と合う友だちに対してのみ、複数のメッセージを自動的に配信できる機能です。
・集客や申し込み率向上に最適
条件に合うユーザーのみに訴求できるため、よりしっかりとしたターゲティングを行えます。友だち登録してすぐのユーザーへいきなり無料体験の情報などを送るよりもコースやレッスンの紹介などしっかり手順を踏んでお伝えすることで申し込みに繋がりやすくなるといえます!
3. 動画コンテンツ配信
上記でも動画や画像の送信でアフターフォローもできると紹介しましたが、こちらの機能は集客にも効果的です。
・体験用動画の配信で集客効果
動画コンテンツ配信の活用法として、まだ入会していない新規の友だちに対して、無料体験用のコンテンツを配信することができます。どのようなレッスンを行なっているか体験してもらうことで、ユーザーの興味喚起や、エンゲージメントアップが期待できます。
4. 絞り込み配信(セグメント配信)
絞り込み配信、別名セグメント配信は、特定の属性に絞り込んで、メッセージを配信する機能です。
・クラス別でのメッセージ配信が可能
セグメント配信ではユーザーに「タグ」を付与し、「タグ」ごとでのメッセージ配信が行えます。なので、ユーザーをクラスごとに分け、そのクラスの人に対してだけのメッセージを送付することができます! 送信先を絞り込むことで、ユーザーのニーズを踏まえたメッセージをしっかりターゲットに届けることができ、成約に繋がる確率がグンと高まります!
セグメント配信について更に詳しく知りたい方はコチラから
・LINEの「セグメント配信」で集客に繋げる方法と注意点まで解説!
・知らないと危険⁈ LINEのブロック率を下げるセグメント配信とは?
教育・習い事業界でLINEを活用事例を紹介!
1. ひとりひとりに寄り添った学習を叶える塾
ある学習塾は、2018年には主に既存の生徒に向けた連絡ツールとしてLINE公式アカウントを導入、モットーである「1人ひとりに寄り添う学習」を達成するために、生徒や保護者とどんなコミュニケーションを取っているか、LINEの取り組みの内容とは?
こちらの塾では、これまで電話やメールが主な連絡手段でしたが、電話は相手が忙しい時にためらわれ、メールは文面を整えるのに手間がかかっていました。
そこで2018年には、約200人の小学生から高校生までの生徒を抱える同塾は、新たにLINE公式アカウントを導入しました。LINEの利用は電話やメールに比べて気軽であり、これにより生徒や保護者との円滑なコミュニケーションが可能になりました。
現在、生徒と保護者へのメッセージ配信やLINEチャットを通じて、効果的な情報伝達と双方向のコミュニケーションを実現しています!
2020年4月上旬、新型コロナウイルス(COVID-19)の全国的な感染拡大に伴い、千葉県でも緊急事態宣言が発令されました。この状況下で県内の学校が休校となり、生徒の学習をサポートするため、オンライン授業を積極的に導入しました。
また、塾の方針を効果的に共有するために、LINE公式アカウントのメッセージ配信を積極的に活用しました。コロナ禍だけでなく、普段からLINE公式アカウントを使ったきめ細やかなフォローを重ねた結果、LINE公式アカウントの開設前後の2年間で退塾率は約28%減少したそうです!
2. コロナ禍でも生き抜く方法をLINE公式で発見した体操・水泳教室
兵庫県相生市で水泳や体操など各種教室を開く「相生市温水プール コスモス(以下、相生市温水プール)」さんでは、新規利用ユーザーの獲得やリピート促進を目指して、2020年1月にLINE公式アカウントを開設したそうです。
訪れる人は生後6ヶ月から90代までと幅広い年代ですが、現在の会員者は約2000人で、その大半が10代の小中学生だそうです。そこでプールや体操教室の開講情報の発信をするために、各種イベント申しみなどに活用できるようにLINE公式アカウントを開設しました。
LINE公式のメッセージは配信後1時間以内の開封率が平均約50%を記録し、期間限定のクラス情報を届けたいときに役立っているそうです。 さらに、室内営業である体操や水泳などではコロナ禍の感染対策にもLINE公式が役立ちました。スポート庁がまとめたガイドラインに基づく注意喚起だったり、紙とペンで行なっていた来館記録もLINEチャットを併用し、チャットにフルネームを送信してもらうという簡単な手順で行うことで、接触を減らしながら、ユーザーも簡単に行えるようにしました!
これまで
まとめ
現代のビジネス環境では、多くの実店舗がLINE公式アカウントを活用しており、その重要性はますます高まっています。特に塾や習い事経営において、LINE公式アカウントはファン獲得や効果的なコミュニケーションのために不可欠なツールとなっています。
LINE公式アカウントの利用は、ユーザーの利便性向上が大きな要因となっています。電話やメールよりも気軽に利用でき、特に電話離れが進んでいる現代において、LINEは生徒や保護者との円滑なコミュニケーションを実現しています。さらに、メッセージが開封されるまでのスピードが速く、一斉配信や絞り込み配信といった機能もあり、情報伝達が迅速かつターゲットに向けられます。
さらに、教育業界においてもLINE公式アカウントが活用され、その事例を紹介しました。具体的な機能や利点を挙げながら、塾や習い事経営者がどのようにLINEを活用してファンを獲得し、効果的なコミュニケーションを構築できるかを解説しました。習い事や教育業界でLINE公式アカウントを導入することで、顧客獲得やリテンションの向上に大きな成果を生む可能性があります。
これまでの記事を読んでLINE公式アカウント初めて見たいと思った方はコチラ→
初心者でもわかる!LINE公式アカウントを始める方法とは