LINEを活用したDXで「美容室」×「カフェ」の相互送客を実現する
— 榎並さんのご経歴をお聞かせください。
専門学校を卒業した後に、青山のヘアサロンで数年働きました。
2018年9月に美容室「potato」を立ち上げて、現在は7人のスタッフでpotato中野を運営しています。また、カフェの運営もスタートし、複数業態をまたいだ顧客育成に取り組んでいます。
美容室がLINE公式アカウントを活用する目的
— potatoでLINE公式アカウントを使われている理由を教えてください。
美容室をご利用される方のほとんどは大手美容ポータルサイトからの予約になっています。
potatoでもポータルサイトからとLINEからも予約を受け付けています。
ポータルサイトからの予約だと、予約手数料が発生してしまうので、ポータルサイト依存を抜け出すために数年前からLINE予約も併用しています。
予約手数料がかからないので、リピーターのお客様はLINE予約していただくことが多いです。
LINE予約を始めて、LINE公式アカウントの友だちが増えましたね。
— LINEでの顧客管理は、どんなことをされてましたか?
もともとはLINE公式アカウント標準機能のショップカードを使っていました。
ただ、誰がどれくらいスタンプを貯めているのか、誰が特典を受け取ったのかなどのデータを取得できなかったので、オルトを採用することにしました。
リピーターのお客様に還元していきたい
— オルトで行っている施策を教えてください。
potatoに来ていただいたお客様にはLINE公式アカウントから会員登録をしていただいています。会員になってからは、LINE経由で予約をしてくれたお客様限定でポイントカードを適用できるようにしています。
ショップカードを利用していた時は、すべてのお客様を対象にしていたのですが、ポイントカード利用を限定することで、これまで以上に良い特典を準備しています。
— LINEからの予約は増えましたか?
LINE経由の予約は増えました。ただ、まだ一定数のお客様はホットペッパーから予約をされています。
うまくオルトを活用して、最適解を見つけていきたいですね。
「美容室」×「カフェ」の店舗間送客に活用したい
— 今後榎並さんがオルトを使ってやっていきたいことを教えてください。
私たちは「butter」というカフェも中野で運営していて、今後は美容室とカフェの相互送客に繋げていきたいですね。
例えば、potatoの利用で獲得した特典をbutterで利用する、butterを利用したお客様にpotatoに来てもらう流れを作っていければと考えています。
まだまだオルトを使いこなせていないので、サポートチームの方からもご提案いただきつつ、オルト活用を進めていきたいです。