初心者でもわかる!LINE公式アカウントを始める方法とは
・ビジネスとLINEのつながりを知りたい方
・自社のLINE公式アカウントを開設したいがどうしていいかわからない方
・アカウントはあるがうまく運用できていない方
この記事ではそんな方に、LINE公式アカウントとは(仕組み/メリット・注意点)を解説します!!
そもそもLINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウント(旧LINE@)は普段私たちが利用している個人用LINEアカウントとは異なり、
ビジネスや公共機関などがユーザーとのコミュニケーションを目的として利用するためのものです。
下記の表で通常のLINEとLINE公式アカウントの違いをご紹介!
こちらの表の通り、LINE公式アカウントは通常のLINEとは異なり、ビジネスに適した性質、機能を兼ね備えています。ここからはなぜ今LINE公式アカウントを利用するべきなのか、過去の顧客とのコミュニケーション方法と比較しながら見ていきましょう!
なぜこの時代にLINE公式アカウントを活用したほうがいいのか?
今まで、店舗などでの対面でのコミュニケーション以外では、顧客とは電話やメールマガジンなどでのやりとりが主でした。
しかし、実際にはメールマガジンや営業の電話は迷惑がられたり、開封率が低かったり、費用対効果が現代ではあまり期待できないです。
今の時代、ほとんどの人がスマートフォンを所有していて、LINEアプリの普及率が80%を超えていて 約9,500万人以上が利用しているんです!Instagram、Facebook、X(旧Twitter)などのSNSのなかでトップの普及率で年代、性別かかわらず高い普及率を誇るLINEアプリを活用しない手はないでしょう!!
さらに、メールマガジンや電話にはないクーポン、予約システムや多言語システムなどさまざな機能で顧客にとって使いやすく、ビジネス側にとってはデータ収集や顧客管理ができる点で双方にとってメリットがあると言えます!
普及率が高いLINEアプリを使って、効率的に顧客とのコミュニケーションをはかることができることがわかったら、
次は、具体的にどのような機能があるかを見ていきましょう!
機能について
①メッセージ配信
②ショップカード
③クーポン
④リッチメニュー
①メッセージ配信
メッセージ配信では、LINE公式アカウントを登録しているユーザーにテキスト、画像、動画などのメッセージを一括で送信できます!
以下の項目を配信できます!
- テキスト
- スタンプ
- 画像
- クーポン
- リッチメッセージ
- リッチビデオメッセージ
- 動画
- ボイスメッセージ
- リサーチ
- カードタイプメッセージ
1回の送信で、最大3つのメッセージ(吹き出し)を設定でき、メッセージの種類を自由に組み合わせることができます。送信日時や属性を設定して、受信者の数を調整することも可能です。
②ショップカード
ショップカードは従来の紙媒体のポイントカードをLINEに落とし込んだような機能です。来店時や購入時にLINE上でポイントを貯めていくことができるので、紙媒体でのポイントカードで起こりがちな、カードを忘れてしまうなどのトラブルが起こりにくくなります。さらに、ビジネス側としても、紙媒体を発注し、管理する手間がなくなるため効率的に管理することができます。
ショップカードの作り方やコツはコチラ→
LINEショップカードで集客⁈競合と差がつく施策で「リピーター」を創出する方法とは
③クーポン
LINE公式アカウントでは、デジタルクーポンを提供でき、来店時に利用できます。クーポン画面を店頭で提示すると、割引やプレゼントなどの特典が受けられます。この友だち限定のお得情報は、来店を促進するので、リピート率の上昇も期待できます!
さらに、スマホがあれば利用でき、ビジネス側も管理が簡単です。紙のクーポンとは異なり、細かい効果分析が可能で、管理画面からクーポンの開封と利用者数のデータなどを確認できます。
クーポンの作り方、コツはコチラ→
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④リッチメニュー
リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に常に表示されるメニューで、企業やサービスのURLを設定でき、顧客を異なる情報に誘導できます。
予約、クーポン、キャンペーン、限定商品など、複数のリンクをひとつの場所にまとめて配置しています。
メニューに組み込む画像は自分で設定できるため自社の雰囲気などをアピールすることができます!
リッチメニューの基本情報やコツを知りたい方はコチラ→
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活用するメリット
LINE公式アカウントを導入することで様々なメリットがあります。導入前と後でどのような変化があるか見てみましょう!
導入する上での注意点
LINE公式アカウントをビジネスに導入するにあたって、利点がある一方で、次のような注意点も気をつけなければいけないです!
①まず友達を増やす必要がある
LINE公式アカウントを活用してメッセージを送信したり、チャットを行うためには、友だち登録しているユーザーが必要です。このため、店頭やウェブなどで積極的に宣伝し、友だちを増やす必要があります!
②配信できる文字数に制限がある
LINE公式アカウントの一つのメッセージで使える文字数(絵文字、改行、記号など含め)は、500文字までです。
内容を詰め込みすぎると、文字数が制限を超える可能性があるので、注意が必要です!
③ 登録者数が増えると費用が高くなる
登録者数が増えると、送信するメッセージの数も増加し、有料プランに登録が必要になってしまいます。
月額費用は、15,000通までの場合は5,000円、45,000通までの場合は15,000円です。ただし、メッセージ数を増やすだけが成功の保証ではないので、有益な情報を効果的に提供し、メッセージ数を制御しながら成果を目指しましょう。
④ブロックされる可能性がある
ユーザーに役立たないメッセージを送ると、ブロックされるリスクが高まります。ユーザーのニーズと感情に合ったメッセージを作成することが重要です。また、深夜に配信しない、過度な継続配信を避けるなど様々な配慮が必要です!
⑤アカウントが停止されると顧客データが消えてしまう可能性がある
LINE公式アカウントが停止されると、顧客情報が失われてしまいます。
規約違反が発見されると、事前通知なくアカウントが削除されることがあります。
アフィリエイトなどは特に規約違反の危険性が高いので、注意が必要です。
まとめ
LINEにはメッセージを確認するまでの時間が短いという特長があります。開封率もメールマガジンの約6倍!この即効性を活かして、当日限定のクーポンを配信するなど、 集客施策を行う企業もあります。LINE公式アカウントの様々な機能を使って、注意点にも気をつけながら、顧客との関係性を深めて、有効活用してみましょう!