【実店舗向け】LINE×CRMで集客からファン化までのステップを簡単解説!
・店舗のLINEアカウントはあるけど全然動かしてない…
・リピーターやファンを増やしたいけどやり方がわからない…
この記事ではそんな店舗の集客やアプローチに悩む方に、LINE公式アカウントを活用した効果的な集客方法を解説していきます。
さらにLINE公式アカウントでつながっている登録者を、お店のファンへと育てるには、どのような運用をするべきか解説していきます!
目次
- CRMとは
- LINE公式アカウントを活用してCRMを実現するメリットとは?
- LINE×CRMのマーケティング施策で根強いファンを育てる方法
- 業界ごとのLINE✖️CRMはどうなってる?
- 集客からファンを増やすならLINE公式アカウントを活用した『alt』(オルト)の活用をおすすめします。
- 『alt』(オルト)を活用して単発で終わらせない関係性を構築!
- まとめ
CRMとは
CRMとはCustomer Relationship Managementの略で、顧客と良好な関係性を構築することで収益アップなどを目指す手法です。日本語で「顧客関係管理」とも呼ばれます。
メルマガやチラシなどで一斉配信するのではなく、顧客の属性や購買履歴、行動履歴に応じて最適なメッセージを最適なタイミングで配信するといった具合です。
顧客の求める情報をタイミング良く提供することで、顧客満足度の向上に役立ちます。すると良好な関係構築の醸成につながり、「次も購入しようかな」とリピート購入の可能性を高められます。
このようにCRMは、顧客育成のために用いられる手法です。
しかし、「CRMをどのように行ったらいいのかわからない」という声をよく耳にします。
実際、膨大な顧客データの管理やその分析には、ツールの導入や専門的な知識が必要です。「これらを行うリソースがない…」と思った方もいらっしゃるでしょう。そんな方々のお悩みを解決する、CRMに最適なツールがLINE公式アカウントなんです!
LINE公式アカウントを活用してCRMを実現するメリットとは?
CRMを実現させるために、LINE公式アカウントの活用をおすすめする理由は大きく3つあります。
①SNSの中で最も利用率が高いため新たな層にアプローチが可能
LINEは約9,200万人のユーザーに利用されていて、他のSNSに比べて圧倒的なユーザー数を誇っています。また、ユーザーの年代や属性の偏りがほとんどありません。
Instagram、Facebook、X(旧Twitter)などのSNSのなかでトップの普及率で年代、性別かかわらず高い普及率を誇るLINEアプリであれば新たなターゲット層にもアプローチが可能になります。
② 顧客とのコミュニケーションでニーズが分かる
LINE公式アカウントは、顧客との直接的なコミュニケーションが可能です。
企業は顧客に対してパーソナライズされた情報やサービスを提供することができます。
例えば、プロモーション情報、新製品のお知らせ、アフターサービスなどが効率的に行えます。
③継続的なアプローチが可能
一度参加した(友だち追加した)ユーザーに対してのアプローチの手段が増えます。
メールの場合
→氏名やメールアドレスは取得できますが、その「人」のニーズや趣味趣向までは確認することができず、求められていない情報を定期的に発信してしまうと受信拒否等の離脱に繋がりかねません。
LINEの場合
→生年月日や住んでいる地域、どんな情報に興味があるのか等の顧客情報を取得することでセグメント配信によってそのユーザーが必要とする情報を届けることが可能になります。
チャット機能ではユーザーと1対1でコミュニケーションが取れるため、ユーザーが抱える疑問や悩みをその場で解決してあげることもでき、継続的な関係性を構築できます。
LINE×CRMのマーケティング施策で根強いファンを育てる方法
セグメント配信で興味のある情報を提供
LINE公式アカウントのCRM活用法に、セグメント配信があります。
セグメント配信とは、性別や年齢などの属性でターゲットを絞った訴求方法です。ターゲットを絞ることで、ユーザーが興味・関心のある情報を提供できるため、CRMにつながります。
LINE公式アカウントで利用できるセグメントは以下の5つです。
- 友だち期間
- 性別
- 年齢
- デバイスのOS
- エリア
例えば「30代の女性に絞った配信」や「東京都のユーザーに限った告知」などのセグメント配信ができます。
しかし5つのセグメントでは、対応できない場合もあります。「5回以上購入しているユーザーに特別割引セールの告知」などです。このような、さらに細かなセグメント配信をするためにはLINE公式アカウント単体ではできず、CRM/MAツールを併用する必要があります。
クーポン・スタンプカードでリピート施策
複数回利用したお客様には特典やクーポンを配信することによって、お得感とロイヤリティの向上が期待できます。
先に紹介したセグメント機能を活用してターゲットを絞ることも、友だち追加してくれたすべてのユーザーに配信することもできます。
メッセージ配信の特徴は、高い開封率を期待できることです。メッセージ配信はプッシュ通知されるためユーザーに気づいてもらいやすいためです。タイムセールやイベント、クーポン配信など、ユーザーにお得な情報を配信することでCRMにつながります。
タイムリーなプロモーションとリアルタイム分析
・CRMには顧客の購入履歴や嗜好が詳細に記録される
・LINEでタイムリーなプロモーションを提供
CRMには顧客の購入履歴や嗜好が詳細に記録されているため、これをもとにLINE公式アカウントでタイムリーなプロモーション情報やクーポンを提供することができます。
また、顧客の反応や行動データをリアルタイムで分析し、次回のマーケティング戦略にフィードバックすることも容易になります。
このように「今」「誰が」「何を」求めているかを分析し、施策に反映させることでユーザーの顧客満足度を向上させることができ、その店舗のファンに育っていくといったスキームを作ることができます。
業界ごとのLINE✖️CRMはどうなってる?
各々の業界で必要な知識や方法も違います、自分の業界に適した方法を見つけましょう!
ここでは業界それぞれでのLINE導入例を紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
・【美容室】LINE予約導入でコスト削減&効率アップ
美容室potatoでは、大手美容ポータルサイトからの予約とLINEからの予約の両方を受け付けています。美容室をご利用される方の多くは、これらの大手美容ポータルサイトから予約を行っています。
しかし、ポータルサイトからの予約には一定の予約手数料が発生します。この手数料は、美容室potatoにとってもお客様にとっても余計な費用となってしまいます。
そのため、美容室potatoは数年前からポータルサイトの利用を減らし、LINE予約を導入しました。
LINEからの予約には手数料がかからないため、リピーターのお客様は特にLINE予約を利用することが多いです。さらに、このLINE予約を導入したことで、美容室potatoのLINE公式アカウントの友だち数も増え、より多くのお客様と直接的にコミュニケーションを取ることが可能になりました。
美容室におけるLINE活用法を詳しく知りたい方はコチラから→
LINEを活用した顧客管理「alt」でリピート率向上と顧客管理を一気に解決します
・【サウナ】友だち数7,000人増加!効率的なリピーター育成
美容室potatoと同様に、Mifune TerraceもLINE公式アカウントを効果的に使用しています。その結果、Mifune TerraceのLINE公式アカウントの友だちの数が半年で7,000人に増加しました。これは、店舗のリピーター育成を自動で再来店を促進するオールインワンサービスaltを導入したことで短期間で大幅に増加したことを示しています。
Mifune Terraceは施設内での案内だけでなく、施設のホームページにもLINE公式アカウントに関する情報を掲載しています。これにより、LINE会員証の認知度拡大にも力を入れています。
これらの取り組みは、Mifune TerraceがLINE公式アカウントを効果的に使用し、その結果として友だちの数を増やすことに成功しました!
さらに、来館される約70%のお客様にLINE公式アカウントの友だち登録をしてもらっています。利用料が安くなるだけではなく、複数回数利用いただけるとランクがあがり、特典をプレゼントできるので、地元の方をはじめとして多くの方に評価されています!
これにより、より多くのユーザーと直接的にコミュニケーションを取ることが可能になっています!
サウナ業界におけるLINE活用術を知りたい方はコチラから→
サウナブームで生き残るには⁉️人気業界における集客・リピート率向上のコツを解説‼︎
・【アパレル】あの大手ファッション通販独自のLINE活用方とは?
ZOZOTOWNはユーザー一人ひとりに最適化されたメッセージを配信することで、ZOZOTOWNへの訪問・購入を促進し、LTV(1人あたりの年間購入金額)を向上させることを目指していました。
そこで、ZOZOTOWNはUX設計を改善し、2019年10月末から自社ポイントを付与して会員情報とLINEアカウントのID連携を促進する施策を実施しました。具体的には、「ユーザー行動」と「商品情報の更新」データを軸に、LINE公式アカウントからパーソナライズされたメッセージを配信するなどです。
この結果、ID連携者数が2019年10月末から2.6倍(2020年7月時点)に増加しました。
さらに、ID連携していないユーザーに比べ、ID連携をしたユーザーのLTVが高い傾向にあることが明らかになりました。
これは、LINEの施策が効果を上げている証拠であるため、今後もこの方向性を維持するとのことです!
アパレルにおけるLINE活用方を詳しく知りたい方はコチラ→
リピーターを育てたいアパレルショップが今すぐすべき集客術を限定公開!
・【イベント運営】新規顧客獲得に貢献!イベントにおける集客方法
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグは、新規顧客獲得と観戦体験の向上のためにLINE公式アカウントを開設し、プロモーションスタンプと人気クリエイターとのコラボにより友だち数を580万人に増やしました。
また、アンケート結果に基づいて個々のコンテンツを配信し、試合当日には限定壁紙をプレゼントするなどしてバスケットボールリーグへの興味を喚起しています!
イベント運営におけるLINE集客についてもっと知りたい方はコチラ→
LINEを活用してイベント集客を成功に導くコツとステップを徹底解説!
・【飲食店・カフェ・喫茶店】LINE公式の機能を工夫してリピート率&売上アップ
SUZU CAFEはLINE公式アカウントを効率的に活用するための施策として、
・ブランドアカウントで店舗共通の情報を配信し、ユーザーに届ける
・ショップカードでは個人だけでなく、グループで利用できる仕組みも用意することでリピートを促進
・期間限定メニューやコロナ禍における営業時間など、特にユーザーに届けたい情報はカードタイプメッセージで訴求
を行った結果、
リピーターの育成と売上向上に貢献し、特にカードタイプメッセージは開封率70%前後と高い数値を記録しています!
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【LINE活用術公開】激戦のカフェ・喫茶店業界でのリピーター育成方法は〇〇だった⁉︎
飲食店におけるLINE活用方法が知りたい方はコチラから→
初心者でもわかる!飲食店成功のためにすべきLINEの活用方法とは?
集客からファンを増やすならLINE公式アカウントを活用した『alt』(オルト)の活用をおすすめします。
リピーターを自動で育成し再来場を促進するためのオールインワンサービス『alt』(オルト)。
alt(オルト)では、一度店舗を利用したユーザーにLINE友だちになっていただくことで、簡単かつ効果的に自社の会員として登録いただけます!
これにより、顧客情報を取得し、複数の店舗をまたいだ来店履歴を一元管理することができます。
LINEを活用したチェーンでの顧客管理|alt(オルト)
『alt』(オルト)を活用して単発で終わらせない関係性を構築!
altではイベントの「告知」「リマインド」「御礼メッセージ」「クーポン配信」などをワンストップで管理し、自動化することができます。
また、一度獲得した友だちの顧客情報を分析できるので企画自体の改善やニーズのある情報をしっかりと届けることができ、継続的な関係性を構築することができます。
1. 即時会員化→顧客管理のスキーム:
QRコードを読み込むだけで、独自の会員証を発行。アプリインストールの手間や個人情報入力の必要なく登録ができるため、参加者の負担も軽減します。
会員となったユーザーの情報を一元管理できるので「いつ」「どこで」「どのイベントに」参加したか複数拠点をまたいだ履歴の管理も可能になり、イベント間送客にも活用ができます。これにより会社・ブランド全体でのリピーター育成に繋げることができる。
2. リピートしたくなる特典配信:
alt(オルト)では、特典やクーポンの作成が可能で、特定のランク会員専用の特典や、独自のポイントを消費した特典の設置ができます!
柔軟な特典やクーポンの提供、ランク制度の導入、来場(参加)回数に応じた特典、期間限定のキャンペーンなどが、顧客の満足度向上やリピート率の増加に寄与します。施設の成功に向けて、クーポン、ポイントを戦略的に活用しましょう
3. 顧客満足度を向上させるマーケティング施策:
利用者のフィードバックを受けサービスや企画の改善に取り組むことで、顧客満足度を高めることがリピーター育成には重要です。
alt(オルト)ならアンケートを自由に作成し、参加者からのフィードバックをもらうことができ、ご回答いただいた参加者には特典やポイントの付与をするといったスキームで
アンケート回収→サービス改善→顧客満足度UPが狙えます!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
LINE公式アカウントを活用してCRMが実現できることを知っていただけたら嬉しいです。
LINEを活用した顧客管理システム『alt』(オルト)の導入は、集客からリピート率向上、顧客情報の一元管理までを一気に解決する効果的な手段です。それが結果として業績向上につながっています。
また、データの一元管理が可能になることで、より精度の高いマーケティング戦略が展開できるようになります。
最後に、この連携は今後ますます進化していくでしょう。新しいツールや機能が登場することで、さらなる効率化とコスト削減が期待されます。この機会に、ぜひLINEとCRMの連携を検討してみてはいかがでしょうか。